27:14 ヤコブは取りに行き、母のところに持って来たので、母は父の好きなおいしい料理を作った。
27:15 リベカは、家にしまっておいた上の息子エサウの晴れ着を取り出して、下の息子ヤコブに着せ、
27:16 子山羊の毛皮を彼の腕や滑らかな首に巻きつけて、
27:17 自分が作ったおいしい料理とパンを息子ヤコブに渡した。
ヤコブは、家の家畜小屋に行って肥えた子ヤギをとってくると、母親のリベカはそれで料理を作るとともに、ヤコブに兄エサウの晴れ着を着せ、子山羊の毛皮を彼の腕や滑らかな首に巻きつけて、この料理を父親のもとに持っていくように伝えるのです。
エサウとリベカは示し合わせて父親をだまして、父親からの祝福をいただくのですが、これは偶然の出来事ではなく、神の選びがこのようにして実現されていくことが記されているのです。
私たち人間には自由な意思が与えられています。神は私たちの自由な意思を尊重してくださいますから、よいことであれ悪いことであれ、ことを行うときにはその人の意思によって物事は進められていきます。しかしその中に神の導きがあることを教えられるのです。
祈り
天の父なる神様、あなたの御手がなければ私たちもこの世界も存在することもありませんでした。しかし、このいのちの世界を育み、生かしてくださることを感謝いたします。私たちの心が新しくされて、信仰と希望と愛をもって生きる者となることが出来ますように。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。