15:39 どの肉も同じ肉だというわけではなく、人間の肉、獣の肉、鳥の肉、魚の肉と、それぞれ違います。

 

「どの肉も同じ肉だというわけではなく、人間の肉、獣の肉、鳥の肉、魚の肉と、それぞれ違います。」というパウロの言葉は、その当時のユダヤ人たちの生き物は息をして動くものという理解が反映されています。

 

ここに挙げられている人、獣、鳥、魚はいずれも息をして動くものですが、それぞれに違いがあります。違いを持ちながらも共生して、お互いがお互いに資するように、神様はあらゆる生き物を創造してくださいました。

 

そして最後に、神のかたちに似せて人間を創造し、人間に被造物の管理をお任せになったのです。人間は、自分の利益を優先するようなことではなく、神の御心を求めて、この世界を治めていく責任があるのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、あなたが造られたこの世界は、それ自体があなたの栄光を現すものですが、人間の罪によってこの自然界を破壊し、そのために人類もあらゆる生物も生命の危機を迎えている現実があります。真実に命を守る生き方が出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。