神の御心を求めて生きる

 9:25 競技をする人は皆、すべてに節制します。彼らは朽ちる冠を得るためにそうするのですが、わたしたちは、朽ちない冠を得るために節制するのです。

 9:26 だから、わたしとしては、やみくもに走ったりしないし、空を打つような拳闘もしません。

 9:27 むしろ、自分の体を打ちたたいて服従させます。それは、他の人々に宣教しておきながら、自分の方が失格者になってしまわないためです。

 

キリスト者になるということは、キリストが私の主であること、主人であることを受け入れて、私を創造し、私を日々養ってくださる方に聞き従う者になるという事です。

 

私は神を信じますという信仰の告白は、単なる言葉に終わるものではなく、自分自身の思いや願望をも超えて、キリストの御心に従っていこうとするものです。

 

そこには、自分自身の中にある神に従おうとしない思いとの葛藤が生まれて来ることもあるのです。神を神として生きていこうとしない人たちは、「朽ちる冠を得る」ために努力しますが、まことの命を与えて下さるのは神であることを知らされるとともに、神が与えて下さる朽ちない冠を得るために節制するのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、私たちの思いとあなたの思いが異なることがあります。あなたの御心を求めて生きるよりも、自分の肉の欲を満たそうとして罪を犯してしまうこともあります。そんな私たちが、まことの主人であるあなたの御心のうちに歩むことが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。