14:21 二人はこの町で福音を告げ知らせ、多くの人を弟子にしてから、リストラ、イコニオン、アンティオキアへと引き返しながら、
14:22 弟子たちを力づけ、「わたしたちが神の国に入るには、多くの苦しみを経なくてはならない」と言って、信仰に踏みとどまるように励ました。
14:23 また、弟子たちのため教会ごとに長老たちを任命し、断食して祈り、彼らをその信ずる主に任せた。
パウロとバルナバがイエス・キリストの福音を宣べ伝えてきたこのによって、多くの人々がイエス・キリストを信じてその弟子となりました。
今日の聖句には、「わたしたちが神の国に入るには、多くの苦しみを経なくてはならない」と言われていて、神を信じて生きる者は、必ずその信仰のゆえに、この世において様々な苦しみを経験することになると言われています。
それは、この世においては依然として悪魔や悪霊がその力をふるい、この世の多くの人々を惑わす世界となっているからです。旧約の時代の預言者たちも、新約の時代のキリストもその弟子たちも、その後のクリスチャンたちもそのような苦しみを経験する中で、いわば逆風の中で神の言葉を聞き、イエス・キリストに従おうとしてきたのです。
苦しみを避けて、イエス・キリストに従うということは出来ないのです。
祈り
天の父なる神様、闇の力がこの世界を覆っている中にあって、私たちもまた罪の中にある人間に過ぎない者です。どこに希望があるだろうかというような私たちのために、多くの働き人を起こし、彼らを導き、救い主としてあなたの御子をもお与えになる恵みを感謝いたします。逆風の中にあっても、あなたの御心を求めつつ御霊に導かれて生きることが出来ますように。
イエス・キリストの御名によって祈ります。