3:14 だれかがその土台の上に建てた仕事が残れば、その人は報いを受けますが、
3:15 燃え尽きてしまえば、損害を受けます。ただ、その人は、火の中をくぐり抜けて来た者のように、救われます。
3:16 あなたがたは、自分が神の神殿であり、神の霊が自分たちの内に住んでいることを知らないのですか。
16節には、「あなたがたは、自分が神の神殿であり、神の霊が自分たちの内に住んでいることを知らないのですか。」と言われています。「あなたがたは」と言われていることから、神の神殿であるのは教会を指しているということも出来ますが、「自分が」と言われていることからは、信仰者個人を指していると考えることも出来ます。
旧約の時代には「神の神殿」はある場所に固定されていたイメージがありますが、今日のみ言葉で強く思わされることは、場所に限定されることなく、神を信じる人がいるところに、あるいは神を信じる人たちの交わりのある所に神は共にいてくださるということです。
イエス・キリストによって聖霊が注がれるようになってからは、場所や時代などに制約されることなく、神はその人のうちに生きて働いておられるのです。
祈り
天の父なる神様、御子によって私たちの罪を贖い、私たちにみ言葉を与え、聖霊をお送りくださって、私たちを神の神殿として働いてくださる恵みを心より感謝いたします。
イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。