14:5 ある日を他の日よりも尊ぶ人もいれば、すべての日を同じように考える人もいます。それは、各自が自分の心の確信に基づいて決めるべきことです。
14:6 特定の日を重んじる人は主のために重んじる。食べる人は主のために食べる。神に感謝しているからです。また、食べない人も、主のために食べない。そして、神に感謝しているのです。
私たちは、とかく自分を中心として物事を考え、自分の利益のために行動しようとする傾向にあります。しかし、今日の聖句には、「主のために」という言葉が出てきます。自分のためにではなく、主のためにと言われているのです。
神によってこの世に生かされ、神によってあらゆるよきものが与えられていることが分かるようになると、私たちは自分のためにという以上に、自分を生かしてくださる方のためにという事を考えて生きるようになるのです。
10月31日は、ルターがウィッテンベルク城の門に95カ条の質問状を出して宗教改革が始まった記念の日でした。宗教改革の重要な旗印は、「聖書に帰れ」という訴えであり、「聖書のみ」を信仰と生活の唯一の基準とすることでした。神の言葉である聖書を大切にして、私たちの考えと生き方の基準として歩み続けていきたいと思います。
祈り
天の父なる神様、あなたのみ言葉によって教えられ、自分自身をみ言葉によって改革し続けることが出来ますように。
イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。