14:7 わたしたちの中には、だれ一人自分のために生きる人はなく、だれ一人自分のために死ぬ人もいません。

 14:8 わたしたちは、生きるとすれば主のために生き、死ぬとすれば主のために死ぬのです。従って、生きるにしても、死ぬにしても、わたしたちは主のものです。

 14:9 キリストが死に、そして生きたのは、死んだ人にも生きている人にも主となられるためです。

 

「自分のため」ではなく「主のため」に生きるようになり、「主のため」に死ぬようになると言われています。初代教会の信徒たちは、まさにそのような生き方をした人たちでした。激しい迫害の中にあっても、職場を追いやられたり家を追い出されるようなことになっても、キリストに従い抜いて、皇帝礼拝を拒否したために投獄されたり、殉教の死を遂げる人たちも少なくなかったのです。

 

この時代のクリスチャンたちは、「主のため」に生きたのですが、私たちはどうでしょうか。イエス・キリストは、100%主のためにそのご生涯を歩み通されました。父なる神の御心に従って、ご自身を十字架において犠牲にするほどにして私たちを愛してくださったのです。キリストの生涯が、私たちの模範であるということが出来ます。

 

祈り

 

天の父なる神様、自分のために生きるのか、主のために生きるのかという事を考えながら、主のために生きる思いを与えてくださる恵みを感謝いたします。心のうちには自分のためにという思いもありますが、私たちを生かし、支えてくださるあなたの御心を覚えて生きることが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。