だから、心に留めておきなさい。あなたがたは以前には肉によれば異邦人であり、いわゆる手による割礼を身に受けている人々からは、割礼のない者と呼ばれていました。また、そのころは、キリストとかかわりなく、イスラエルの民に属さず、約束を含む契約と関係なく、この世の中で希望を持たず、神を知らずに生きていました。しかしあなたがたは、以前は遠く離れていたが、今や、キリスト・イエスにおいて、キリストの血によって近い者となったのです。エフェソ2:11~13

この日本にいる多くの方々は、聖書によって啓示されている神を知らず、神が約束している希望も知らないで暮らしているように思われます。しかし、その中から、私たちを選び、神を知り、神と共に生きるものとしてくださいました。

「あなたがたは、以前は遠く離れていたが、今や、キリスト・イエスにおいて、キリストの血によって近い者となったのです。」と言われています。これはすでに洗礼を受けた人だけに限ることではないと思います。誰が救われるかは、神様しか知りえないことですが、「神は、すべての人々が救われて真理を知るようになることを望んでおられます。」(1テモテ2:4)

イエス・キリストが来られる以前の紀元前の時代も、紀元後の時代も、人が救われる根拠はイエス・キリストが十字架で罪ある者の身代わりとして死んでくださったことにあるのです。

祈り

天の父なる神様、主イエスは「神の国は近づいた。悔い改めて福音を信ぜよ」と人々に語られましたが、その生涯は人々に仕え、最後には十字架でご自身をささげてくださるという愛の極みといえるようなご生涯でした。あなたの御恵みを覚えつつ、その御心に近づくものとならせてください。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。