46:7 こうしてヤコブは、息子や孫、娘や孫娘など、子孫を皆連れてエジプトへ行った。
46:8 エジプトへ行ったイスラエルの人々、すなわちヤコブとその子らの名前は次のとおりである。・・・
46:27 エジプトで生まれたヨセフの息子は二人である。従って、エジプトへ行ったヤコブの家族は総数七十名であった。
46:28 ヤコブは、ヨセフをゴシェンに連れて来るために、ユダを一足先にヨセフのところへ遣わした。そして一行はゴシェンの地に到着した。
46:29 ヨセフは車を用意させると、父イスラエルに会いにゴシェンへやって来た。ヨセフは父を見るやいなや、父の首に抱きつき、その首にすがったまま、しばらく泣き続けた。
46:30 イスラエルはヨセフに言った。「わたしはもう死んでもよい。お前がまだ生きていて、お前の顔を見ることができたのだから。」
エジプトに行った家族の名前は省略いたしますが、ヤコブの家族は総勢70名であったと言われています。一つの家族で70名というのはかなり大人数であったことが分かります。
エジプトに行ったヤコブは、早速ヨセフと再会します。二人はこの再開をどれほど待ち望んだことでしょうか。「ヨセフは父を見るやいなや、父の首に抱きつき、その首にすがったまま、しばらく泣き続けた。」と言われています。
イスラエルはヨセフに言った。「わたしはもう死んでもよい。お前がまだ生きていて、お前の顔を見ることができたのだから。」これまでの苦労がすべて報われたといってもよいでしょう。
この歴史のすべては、神の摂理の御手の中で行われてきたことですが、苦しいことがあるからこそ真実に近づくことが出来るということをこの出来事も教えているのではないでしょうか。
祈り
天の父なる神様、ヨセフの生涯を通して、聖書を通して、今の私たちにもあなたが働いて下さり、あなたの恵みのうちに歩み続けることが出来るように導いてくださることを感謝いたします。日々、新たな信仰に生かされて、あなたの御心のうちに生きることが出来ますように。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。
