1:64 すると、たちまちザカリアは口が開き、舌がほどけ、神を賛美し始めた。

1:65 近所の人々は皆恐れを感じた。そして、このことすべてが、ユダヤの山里中で話題になった。

1:66 聞いた人々は皆これを心に留め、「いったい、この子はどんな人になるのだろうか」と言った。この子には主の力が及んでいたのである。

 

ザカリヤは、しばらく話をすることが出来ませんでしたが、子供が生まれて「その子の名はヨハネ」と板に書いた時、「口が開き、舌がほどけ、神を賛美し始めた。」と言われています。

 

これはパウロの場合も同じようなことがありました。イエス・キリストを信じるクリスチャンたちを迫害するためにダマスコに行く途中、突然天からの光がさして復活されたイエス・キリストの声を聞きました。道に倒れた彼は、「主よ、あなたはどなたですか」と問うと、「わたしはあなたが迫害しているイエスである」と答えがありました。

 

その後彼は、しばらくの間目が見えなくなり、イエス・キリストが命じられたとおりにアナニアというイエスを信じるクリスチャンとの出会うことによって、目からうろこのようなものが落ちて目が見えるようになり、彼はイエス・キリストの伝道者として働くようになったのです(使徒言行録9章参照)。

 

パウロの場合もそうですが、ザカリヤに子供が生まれたという出来事も、明白に神による特別な介入によってもたらされたことでした、

 

祈り

 

天の父なる神様、ザカリヤやエリサベツ、ヨセフやマリア、パウロなど多くの人々に働きかけて救いの御業を実現し、その恵みを私たちにももたらしてくださることを感謝いたします。与えられている恵みを覚えて感謝をもって今日もこの日を過ごすことが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。