貧乏は盗賊のように/欠乏は盾を持つ者のように襲う。

ならず者、悪を行う者、曲がったことを言い歩く者

目くばせし、足で合図し、指さす者

心に暴言を隠し、悪を耕し/絶えずいさかいを起こさせる者

このような者には、突然、災いが襲いかかり/たちまち痛手を負うが、彼を癒す者はない。箴言6:11~15

 

皆さんは、自分が神によって守られ支えられているということを意識して暮らしておられるでしょうか。

 

今日も朝を迎えることが出来たこと、気温や湿度などあらゆる環境が整えられていのちの営みが許されていること、からだの健康が保たれてここにもいのちの営みが続けられていること、様々な危険や悪から守られていることを日々、感謝しつつ歩みたいと思います。

 

今日のみ言葉には、「ならず者、悪を行う者、曲がったことを言い歩く者、目くばせし、足で合図し、指さす者」には、神がすべてを見ておられて、その思いと行いに応じて裁きを下されると言われています。

 

「曲がった者」とは嘘・偽りをいう者であり、「指さす者」とは、悪意をもって人を批判する者のことでしょう。あいつは〇〇だといって差別したり、見下したり、悪口を言う人です。

ここで考えたいことは、ここに言われているような要素や行為は、他人事ではなくて、自分のうちにもあるのではないかということを考えてみたいのです。

 

もっと言うならば、もしも神の恵みがなければ、神の守りがなければ、私はそのような悪の道に深く入り込んでしまうのではないかと思うのです。神の恵みによって今日の私があるのではないでしょうか。

 

「神の恵みによって今日のわたしがあるのです。そして、わたしに与えられた神の恵みは無駄にならず、わたしは他のすべての使徒よりずっと多く働きました。しかし、働いたのは、実はわたしではなく、わたしと共にある神の恵みなのです。」(1コリント15:10)

 

祈り

 

天の父なる神様、あなたの恵みによって、わたしは支えられ、守られて、みことばを聞きつつ、主にあって生きるものとされていることを感謝いたします。

生涯、あなたの恵みのうちに歩むことが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。