14:26 兄弟たち、それではどうすればよいだろうか。あなたがたは集まったとき、それぞれ詩編の歌をうたい、教え、啓示を語り、異言を語り、それを解釈するのですが、すべてはあなたがたを造り上げるためにすべきです。
現在、私たちの一般的な教会では礼拝の順序があらかじめ決められていて、それに従って礼拝が行われています。けれども、当時のコリントの教会では礼拝順序などは決められておらず、それぞれが教える賜物、讃美の賜物、預言の賜物、異言の賜物などを持ち寄って礼拝を捧げていたのです。
現在の日本でも当時のコリントの教会のように、当日になって礼拝の内容は自由に進めていくような教会も一部にはありますが、重要なことは、礼拝の形式がどうであるかという事よりも、その礼拝において真実に神の臨在を覚えることが出来、礼拝において神への信仰がより深められていくことではないかと思います。
礼拝は神を礼拝するものですが、聖書のみ言葉を聞き、賛美を捧げ、祈りをささげることによって、ここに神様が確かに働いておられると感じることが出来る。聖書のみ言葉を正しく理解し、信仰が日々新たにされていくのです。
祈り
天の父なる神様、あなたはこの地上にあなたを礼拝する群れを起こし、あなたの導きによってお互いを立て上げていくことが出来るようにして下さいました。天上で礼拝がささげられているように、この地上においてもあなたの御心が行われますように。それによって多くの人々が神の民として立て上げられていくことが出来ますように。
イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。