人の歩む道は主の御目の前にある。その道を主はすべて計っておられる。

主に逆らう者は自分の悪の罠にかかり/自分の罪の綱が彼を捕える。

諭しを受け入れることもなく/重なる愚行に狂ったまま、死ぬであろう。箴言5:21~23

 

「人の歩む道は主の御目の前にある。その道を主はすべて計っておられる。」

このみ言葉は、いつも私たちの心のうちに留めて、このことを意識して日々の歩みを進めていきたいみ言葉です。

 

私たちを今日も生かしてくださる神は、私たちの行うことも心の中で考えることもすべてを知っておられます。ですから、私たちは、常に神の前に生きる者であることを覚えてまいりましょう。宗教改革者のジャン・カルヴァンがよく使った言葉は「コーラム・デオ」(Coram Deo)というラテン語の言葉です。その意味は「神の前で」ということです。神の御前で生きるということです。いつも神を意識し、自分の生活を神の目にさらして生きる生き方と言っていいでしょう。これが礼拝と日常生活とを一つに結ぶ生き方です。

 

祈り

 

天の父なる神様、「人の歩む道は主の御目の前にある。その道を主はすべて計っておられる。」という事実を受け止めながら、神の前に生かされている者であることを感謝をもって深く心にとめることが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。