12:5 アブラムは妻のサライ、甥のロトを連れ、蓄えた財産をすべて携え、ハランで加わった人々と共にカナン地方へ向かって出発し、カナン地方に入った。

12:6 アブラムはその地を通り、シケムの聖所、モレの樫の木まで来た。当時、その地方にはカナン人が住んでいた。

12:7 主はアブラムに現れて、言われた。「あなたの子孫にこの土地を与える。」アブラムは、彼に現れた主のために、そこに祭壇を築いた。

12:8 アブラムは、そこからベテルの東の山へ移り、西にベテル、東にアイを望む所に天幕を張って、そこにも主のために祭壇を築き、主の御名を呼んだ。

 

アブラムは、「あなたは生まれ故郷/父の家を離れて/わたしが示す地に行きなさい。」という神の御声を聴いたとき、主の言葉に従って旅立ちました。それは一つには、「生まれ故郷、父の家を離れて」という言葉に表わされているように、それまでに培われてきたこの世的な考え方、生き方を捨てることであり、神を神とする新しい価値観・人生観をもって神に従うことが求められました。

 

アブラムは、この言葉に従ってカナンの地に到着した時、先ず祭壇を築いて神を礼拝しました。神の召命に応える日々が、人々の祝福の基になれるかどうかは、その人のうちに、この祈りの祭壇があるかどうかにかかっているといってもよいでしょう。

 

祈り

 

天の父なる神様、あなたはノアと人類に契約を結ばれましたが、アブラハムとの契約によって、彼の子孫から救い主が生まれることを約束してくださり、その通りにイエス・キリストを私たちの救い主として与えてくださいましたことを感謝いたします。アブラハムのように信仰と希望と愛をもって生きることが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。