15:4 「あなたがたの中に、百匹の羊を持っている人がいて、その一匹を見失ったとすれば、九十九匹を野原に残して、見失った一匹を見つけ出すまで捜し回らないだろうか。
15:5 そして、見つけたら、喜んでその羊を担いで、
15:6 家に帰り、友達や近所の人々を呼び集めて、『見失った羊を見つけたので、一緒に喜んでください』と言うであろう。
15:7 言っておくが、このように、悔い改める一人の罪人については、悔い改める必要のない九十九人の正しい人についてよりも大きな喜びが天にある。」
「あなたがたの中に、百匹の羊を持っている人がいて、その一匹を見失ったとすれば、九十九匹を野原に残して、見失った一匹を見つけ出すまで捜し回らないだろうか。」と言われていますが、もしもあなたが100匹の羊を飼っている羊飼いだったら、果たしてそのようにするでしょうか。
その羊飼いが一匹しか所有していないのであればともかく、100匹の中の一匹が迷い出てしまって、どこに行ったか分からなくなった場合、「まあ、一匹ぐらいは仕方がない。あの一匹はひねくれものだったからな。」などと考えて諦めてしまうのではないでしょうか。
しかも、この羊飼いは、その一匹が戻ってきたときに、近所の人まで読んで一緒に喜んでくれと言ってその喜びを表しているのです。
そのように神のもとを離れてしまった一人の人間に対して、神様はどこまでも諦めることなく探し求め、その帰りを待ち望んでおられると言われているのです。
そればかりか、神の唯一人の息子であるイエス・キリストを、私たちを招くために遣わして下さったのです。
祈り
天の父なる神様、私たちの神が、このような神であることを感謝いたします。あなたのもとを離れてしまった者を忍耐深く招くとともに、あなたの愛するひとり子を私たちの救いのために遣わして下さいました。あなたの愛にお応えする歩みが出来ますように。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。