11:27 イエスがこれらのことを話しておられると、ある女が群衆の中から声高らかに言った。「なんと幸いなことでしょう、あなたを宿した胎、あなたが吸った乳房は。」

11:28 しかし、イエスは言われた。「むしろ、幸いなのは神の言葉を聞き、それを守る人である。」

 

一般民衆もイエス様に対して、預言者のひとりであるとか、バプテスマのヨハネの生まれ変わりであるというような見方をする方もたくさんいたようですが、病人を癒したり、悪霊を追い出したり、神のみ言葉に深く精通している姿を見て、とても評判はよかったようです。

 

ある女性は、「なんと幸いなことでしょう、あなたを宿した胎、あなたが吸った乳房は。」と主イエスの母マリヤはとても幸いな人だと声高らかに言いました。

 

それを聞いていたイエス様は、「むしろ、幸いなのは神の言葉を聞き、それを守る人である。」と言われました。神の言葉を聞き、信仰が与えられ、その罪を赦されて神の国に生きる者こそが幸いな人なのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、私たちは、自分自身のことについてさえ、何が幸いなのか分からないようなものですが、私たちの造り主であるあなたは私たちにとって真実に必要なものが何であるのかを教えてくださっています。そのような幸いな人生を歩み続けることが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。