24:10 それは、マグダラのマリア、ヨハナ、ヤコブの母マリア、そして一緒にいた他の婦人たちであった。婦人たちはこれらのことを使徒たちに話したが、
24:11 使徒たちは、この話がたわ言のように思われたので、婦人たちを信じなかった。
24:12 しかし、ペトロは立ち上がって墓へ走り、身をかがめて中をのぞくと、亜麻布しかなかったので、この出来事に驚きながら家に帰った。
天使から話を聞いた女性たちは、急いで弟子たちの集まっているところに行ったと思いますが、ヨハネの福音書20章には、復活されたイエス様の最初の目撃者は、マグダラのマリアであったと言われています。
「天使たちが、「婦人よ、なぜ泣いているのか」と言うと、マリアは言った。「わたしの主が取り去られました。どこに置かれているのか、わたしには分かりません。」こう言いながら後ろを振り向くと、イエスの立っておられるのが見えた。しかし、それがイエスだとは分からなかった。イエスは言われた。「婦人よ、なぜ泣いているのか。だれを捜しているのか。」マリアは、園丁だと思って言った。「あなたがあの方を運び去ったのでしたら、どこに置いたのか教えてください。わたしが、あの方を引き取ります。」イエスが、「マリア」と言われると、彼女は振り向いて、ヘブライ語で、「ラボニ」と言った。「先生」という意味である。」(ヨハネ20:13~16)
この時マリアは、確かに復活のキリストに出会ったのです。しかし、そのような女性たちの言葉を、弟子たちは、「この話がたわ言のように思われたので、婦人たちを信じなかった。」と言われています。
祈り
天の父なる神様、弟子たちは、言葉を聞いただけではイエス様の復活を信じることが出来ませんでしたが、実際に復活されたイエス様に出会うことによって、彼らは初めて、イエス・キリストがどなたであるかを知り、イエス様の言葉を信じる者とされていきました。私たちはあの弟子たちのように復活のキリストを目撃する形で出会うことは出来ませんが、目撃した弟子たちの証言である聖書を通して、また聖霊の導きによって信仰に導かれ救いに導かれることを感謝いたします。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。