7:14 そして、近づいて棺に手を触れられると、担いでいる人たちは立ち止まった。イエスは、「若者よ、あなたに言う。起きなさい」と言われた。

7:15 すると、死人は起き上がってものを言い始めた。イエスは息子をその母親にお返しになった。

7:16 人々は皆恐れを抱き、神を賛美して、「大預言者が我々の間に現れた」と言い、また、「神はその民を心にかけてくださった」と言った。

7:17 イエスについてのこの話は、ユダヤの全土と周りの地方一帯に広まった。

 

あるやもめである母親のひとり息子が、すでに死んでしまって、その子供の葬列をイエス様がご覧になりました。

 

「主はこの母親を見て、憐れに思い、「もう泣かなくともよい」」と言われました。そして、近づいて棺に手を触れられ、「若者よ、あなたに言う。起きなさい」と言われると、「死人は起き上がってものを言い始めた。」と言われています。

 

主イエスは、死人をもよみがえらせることが出来るお方であるということを、この出来事は教えています。エゼキエル書には枯れた骨がよみがえるということが記されていますが、罪と死に束縛された私たちが、イエス・キリストによって罪を贖われ、赦されて神のいのちに生かされることが示されています。

 

祈り

 

天の父なる神様、罪のために死を免れることの出来ない者のために、憐れに思い、「もう泣かなくともよい」と言って下さり、実際に死からのよみがえりをもたらしてくださる恵みを感謝いたします。復活の主の恵みと希望に生きる者とならせてください。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。