それで、わたしたち自身、あなたがたが今、受けているありとあらゆる迫害と苦難の中で、忍耐と信仰を示していることを、神の諸教会の間で誇りに思っています。これは、あなたがたを神の国にふさわしい者とする、神の判定が正しいという証拠です。あなたがたも、神の国のために苦しみを受けているのです。2テサロニケ1:4~5

テサロニケの教会への感謝として、3節では、愛と信仰について述べるとともに、4節では忍耐と信仰について記す中で希望について記しています。

当時の教会が激しい迫害のもとにあったことは歴史家が記しているとおりですが、その中でテサロニケの教会の人たちは「ありとあらゆる迫害と苦難の中で、忍耐と信仰を示している」と言われています。忍耐は希望から生まれるものであり、希望は信仰を基盤とするものです。

忍耐と信仰が求められるのは、この時代の教会だけではありません。いつの時代も信仰の戦いがあり、悪魔は、神を信じる者に執拗に誘惑や妨害を試みてくるからです。
主イエスは、主の祈りにおいて「我らを試みに遭わせず悪より救い出したまえ」と祈ることを教えてくださいました。そのために必要なことは、「忍耐と信仰」です。

祈り

天の父なる神様、神の国の希望を確信する信仰を確かなものとし、忍耐をもってあなたの御心のうちに歩み続けることが出来ますように。御霊によってお導きください。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。