19:4 そこで、パウロは言った。「ヨハネは、自分の後から来る方、つまりイエスを信じるようにと、民に告げて、悔い改めの洗礼を授けたのです。」
19:5 人々はこれを聞いて主イエスの名によって洗礼を受けた。
19:6 パウロが彼らの上に手を置くと、聖霊が降り、その人たちは異言を話したり、預言をしたりした。
19:7 この人たちは、皆で十二人ほどであった。
パウロが語ったように、「ヨハネは、自分の後から来る方、つまりイエスを信じるようにと、民に告げて、悔い改めの洗礼を授けたのです。」バプテスマのヨハネは、旧約聖書の最後の書であるマラキ書の終わりの部分で、神様は、「見よ、わたしは/大いなる恐るべき主の日が来る前に/預言者エリヤをあなたたちに遣わす。彼は父の心を子に/子の心を父に向けさせる。わたしが来て、破滅をもって/この地を撃つことがないように。」(マラキ書3章23~24節)と言われていましたことの成就です。
イエス・キリストが来られる6か月ほど前にバプテスマのヨハネは生まれ、人々に悔い改めの洗礼を授けて、メシアが来られる道備えをしたのです。
悔い改めはとても大切なことですが、それだけでは不十分です。私たちを実際に救ってくださるイエス・キリストを信じて受け入れることが必要です。このことを教えられて、人々はパウロから主イエスの名によって洗礼を受けたのでした。
祈り
天の父なる神様、罪を悔い改め、イエス・キリストをわが主、わが神として自分のうちに受け入れて生きることが出来ますように。
イエス・キリストの御名によって祈ります。