真実を語る唇はいつまでも確かなもの。うそをつく舌は一瞬。

悪を耕す者の心には裏切りがある。平和を勧める人の心には喜びがある。箴言12:19~20

一生のうちで、一度も嘘をついたことのない人はいないと思います。

嘘をついたとき、どんな気持ちがしましたか?

私は、なんだか心の中に闇が入ってきたようで、不安や恐れを感じました。

見つかったらどうしようか。などと思ったものです。

心の中が平安ではなく、波風が立っているような気持でした。

「悪を耕す」とは、心の中でいつも悪事を考え、企てているという状態です。

心の中で何を考えるかということがその人の人生を決定していくことになりますが、「悪を耕し」続けている人は、自分でも知らないうちに悪の穴の中に落ち込んでしまいます。そして自分ではその穴から抜け出すことが出来なくなってしまうのです。

アルコール依存症の人が、アルコールのない生活に戻るのが難しくなってしまうようなものです。久しぶりに窓ガラスの掃除をしましたら、ある所は、窓ガラスに汚れがこびりついて、ガラス自体を侵食して、ガラスは茶色になってしまっているところがありました。ここまでになると、きれいにすることがかなり難しくなります。人の心も同じようなことではないかと思わされます。

ガラテヤ人への手紙には、「霊の結ぶ実は愛であり、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制です。・・・わたしたちは、霊の導きに従って生きているなら、霊の導きに従ってまた前進しましょう。」(ガラテヤ5:22~23、25)と言われています。

祈り

天の父なる神様、私たちの心が平安であるために、悪から離れて真実を語ることの大切さを教えていてくださいます。今日で2018年が終わり、新しい年を迎えようとしています。新しい年も、御霊の導きのうちに、あなたと共に歩むことが出来ますようにお導きください。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。