神に従う人の口は命の源/神に逆らう者の口は不法を隠す。

憎しみはいさかいを引き起こす。愛はすべての罪を覆う。箴言10:11~12

人の語る言葉によって、慰めを受ける場合もあれば、心が傷つけられる場合もあります。どのような言葉を聞いてきたのかによって、その人の人生そのものが決められていくといってもよいでしょう。

先日、レーナ・マリアさんのコンサートを聴きましたが、レーナさんは、生まれた時から両手がなく、片足も膝くらいまでしかない状態で生まれてきましたが、そのご両親はレーナさんが劣っているような人として接することはせず、むしろ、神から授かった宝物として、レーナさんに言葉をかけることによって、レーナさんは、障がいを持っている自分を受け入れ、与えられた命を尊いいのちとして、感謝と喜びをもって自分の出来ることをして今日に至っている。

レーナ・マリアさんは、3歳で水泳教室に通い始め、5歳で教会の聖歌隊に入り、今では日常の暮らしはすべて自分でこなし、18歳、19歳のときには「世界障害者水泳大会」で金メダルをとり、やがてゴスペルシンガーとして、神様の恵みを多くの人にお伝えし、分かち合う人になりました。

レーナ・マリアさんの語る証の言葉は、やさしさと愛にあふれていて聞く人々に感動を与えるものでした。その人の心に愛があるとき、その言葉は人々の罪を覆い、乗り越える力をも与えるのです。

祈り

天の父なる神様、あなたの御手のうちに守られ、支えられて、今年も主イエスの誕生を祝うクリスマスを迎えようとしています。イエス様の愛とその深い恵みを多くの人と分かち合うことが出来ますように。あなたが共にいてお導きください。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。