12:38 主人が真夜中に帰っても、夜明けに帰っても、目を覚ましているのを見られる僕たちは幸いだ。

 

「主人が真夜中に帰っても、夜明けに帰っても、目を覚ましているのを見られる僕たちは幸いだ。」と言われたら、そんなこと言われても、24時間、365日、これから何十年も寝ないで起きているなんて出来ないよ、と思う方もおられるかもしれません。

 

これは、そういうことを言っておられるのではありません。起きているとは、イエス・キリストを私の救い主と信じて、この方と共に生きていこうとしていることであり、寝ているとは、たくさんの恵みを与えて生かしてくださっている方を忘れて、神様から離れた生活をしているということを表しています。

 

この個所以外でも、随所において、目を覚ましてキリストの再臨に備えることが教えられています。キリストの再臨はこの世の悪なるものを裁くとともに選ばれたものの救いの完成が実現する時です。

 

再臨がいつであるかわからないように、私たちのこの世の生涯の死を迎える時もいつであるかは分かりません。しかしそれがいつであってもよいように備えていきたいものです。

 

祈り

 

天の父なる神様、この世においてはなおあらゆるところに悪がはびこる世界になっていますが、いつまでもそうなのではなく、あなたが決着をつけられる時が必ずやってきます。いつも目を覚ましてあなたの御業を覚え続けるものとならせてください。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。