8:20 わたしたちは、自分が奉仕しているこの惜しまず提供された募金について、だれからも非難されないようにしています。
8:21 わたしたちは、主の前だけではなく、人の前でも公明正大にふるまうように心がけています。
8:22 彼らにもう一人わたしたちの兄弟を同伴させます。この人が熱心であることは、わたしたちがいろいろな機会にしばしば実際に認めたところです。今、彼はあなたがたに厚い信頼を寄せ、ますます熱心になっています。
献金は神様から多くのものをいただいている私たちが感謝をもってその一部をお返ししていくものですが、エルサレム教会への献金を捧げていくことは、エルサレム教会のために支援していくことも含まれていました。
そして、パウロは献金を捧げるにあたって「主の前だけではなく、人の前でも公明正大にふるまうように心がけています。」とあるように注意を払ってこのことをしていることが分かります。
日本でも、国民が納めている税金がすべて公明正大ではなく、様々な使途不明金があることが指摘されたりしていますが、教会ではそのようなことがあってはなりません。
そのためもあって、献金をもっていくのはひとりではなく、「彼らにもう一人わたしたちの兄弟を同伴させます。」とあるように二人で、間違うことがないように、細心の注意を配慮路もって捧げていこうとしているのです。
祈り
天の父なる神様、あなたによって与えられている恵みはとても大きいものですが、私たちはそれにこたえていくことの実に乏しい者であることを思います。けれども、感謝をもって、まごころをもってあなたの恵みに応えていくことが出来ますように。
イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。