4:13 「わたしは信じた。それで、わたしは語った」と書いてあるとおり、それと同じ信仰の霊を持っているので、わたしたちも信じ、それだからこそ語ってもいます。

 4:14 主イエスを復活させた神が、イエスと共にわたしたちをも復活させ、あなたがたと一緒に御前に立たせてくださると、わたしたちは知っています。

 4:15 すべてこれらのことは、あなたがたのためであり、多くの人々が豊かに恵みを受け、感謝の念に満ちて神に栄光を帰すようになるためです。

 

「わたしは信じた。それで、わたしは語った」とは、ギリシャ語訳旧約聖書の詩編116編10節からの引用です。「わたしは信じた。それで、わたしは語った」。この御言葉は、信じることと語ることが一体的な関係にあることを教えています。

 

イエス・キリストを信じるようになった者は、この福音をほかの誰かに語ろうと思うのは自然なことです。ここでは、信じるようになった者がこれを語るようになるという事です。

 

神を信じる信仰を与えられるのは聖霊に導きによるものですが、そのようにして信仰を与えられた人たちが、他の人々に福音を伝えるようになるのです。この働きは人を通して行われますが、神様ご自身の働きであることが分かります。

 

祈り

 

天の父なる神様、ただあなたの恵みによって罪を赦され、その救いの恵みにあずかる者とされていることを感謝いたします。あなたの栄光のために働くことが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。