さて、兄弟たち、主イエスに結ばれた者としてわたしたちは更に願い、また勧めます。あなたがたは、神に喜ばれるためにどのように歩むべきかを、わたしたちから学びました。そして、現にそのように歩んでいますが、どうか、その歩みを今後も更に続けてください。1テサロニケ4:1
パウロは、3章10節で「顔を合わせて、あなたがたの信仰に必要なものを補いたいと、夜も昼も切に祈っています。」と述べていますが、この4章からは、あなたがたの信仰に必要なものについて言及していきます。
4~12節で倫理的な問題を取り上げ、4:13~5:11では、パルーシアについての教理上のことに触れ、5:13~18では、共同生活に関する勧めをもって締めくくられています。
「あなたがたは、神に喜ばれるためにどのように歩むべきかを、わたしたちから学びました。そして、現にそのように歩んでいます」とあるように、テサロニケの教会の方々は、パウロから受けて教えをそのまま忠実に実践していたことが分かります。聞くだけではなく、行うものになることを教えられます。
神ご自身がその働きを支え、導いてくださいます。
祈り
天の父なる神様、あなたの救いの福音は、パウロからテサロニケのクリスチャンたちに伝えられたように人から人へと伝えられ、現代の日本に住む私たちにも仕えられていることを感謝いたします。聞いたことを私たちの生活の中で行うことが出来ますようにお導きください。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。