14:8 リストラに、足の不自由な男が座っていた。生まれつき足が悪く、まだ一度も歩いたことがなかった。
14:9 この人が、パウロの話すのを聞いていた。パウロは彼を見つめ、いやされるのにふさわしい信仰があるのを認め、
14:10 「自分の足でまっすぐに立ちなさい」と大声で言った。すると、その人は躍り上がって歩きだした。
パウロとシラスがリストラという町に行くと、そこには生まれつき足が悪いために、まだ一度も歩いたことがない人が座っているのを見かけました。
この人はパウロが話すのを聞いていましたが、「パウロは彼を見つめ、いやされるのにふさわしい信仰があるのを認め、」たと言われています。パウロは、この人が話すのを聞いたわけではありませんが、神様がパウロに働いて、この人に信仰があることを伝えてくださったのでしょう。
パウロはこの人に対して、「自分の足でまっすぐに立ちなさい」と大声で言うと、その人は躍り上がって歩きだしたのです。生まれながらに足が悪くて、これまで歩いたことのない人が、パウロの言葉を聞いて歩きだしました。「躍り上がって」という言葉には、この人の喜びようがよく表れています。
祈り
天の父なる神様、生まれながらに歩けなかった人が、たちまちにして歩けるようになるということは、私たちの常識ではありえないことですが、これは神の業であることを示してくださり、パウロたちの言葉が神からの言葉であり神の働きがここに行われていることを示してくださいました。今はそのような奇跡が行われることはなくても、み言葉を信じて生きることが出来ますように。
イエス・キリストの御名によって祈ります。