イエスは言われた。「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。ヨハネによる福音書14:6
イエスは彼に言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。(新改訳)

 

イエス・キリストがどのようなお方であるのか。主イエスが来られた当時、人々は、「預言者の一人ではないか」「バプテスマのヨハネの再来ではないか」などという見方が多い中で、弟子のペトロは、弟子たちを代表して「あなたはメシア、生ける神の子です」(マタイ16:16)と答えました。

 

神は、罪によって堕落してしまった人々を救うために、この歴史の中に救いの御業を行い、預言者をはじめ、多くの神の民を起こして、やがて来るべき救い主が来ることを、様々な形で教えてくださいました。

 

ヘブライ人への手紙の冒頭には、「神は、かつて預言者たちによって、多くのかたちで、また多くのしかたで先祖に語られたが、この終わりの時代には、御子によってわたしたちに語られました。」(ヘブライ1:1~2)と言われています。終わりの時代に人の子としてお生まれになった主イエスは、旧約聖書において様々な形で示されてきた預言を成就し、実際に私たちの救い主として来てくださった神の御子です。

 

この方が、「「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。」と言われました。これは私たち一人一人に向かって主イエスが言われる言葉です。

 

天国に続く道は一つしかないこと、真理も一つしかないこと、そして私たちのいのちを与えてくださる方は一人しかいないことをこのみ言葉は教えています。

 

祈り

 

天の父なる神様、「わたしが道であり、真理であり、命なのです」と主イエスは言われました。この方以外には私たちが救われる道はほかにありません。このことを真摯に受け止めながら、あなたの真理のもとに、いのちの源である主と共に歩むものとならせてください
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。