わたしは、あなたがたのことを思い起こす度に、わたしの神に感謝し、あなたがた一同のために祈る度に、いつも喜びをもって祈っています。それは、あなたがたが最初の日から今日まで、福音にあずかっているからです。フィリピ1:3~5
フィリピの教会は、常にパウロの福音宣教のために尽力し、神と共に歩み続けた教会でした。当時はユダヤ人やローマ帝国からの迫害があり、教会の働きを続けていくことも、クリスチャンとして生きることも様々な困難があったと思われますが、フィリピの教会は最初の日から今日まで、福音にあずかって神と共に歩んだ教会だったのです。
主イエスは、「「狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い。」(マタイ7:13)と言われましたが、いつの時代も、真実に福音に与って神と共に生きるクリスチャンは少数派なのです。キリスト教国と言われるところでも、み言葉を聞き、祈りをもって、主イエスの教えに従って生きていこうとする者は少数派なのです。
私たちも、残された生涯を神と共に歩むことが出来ますように。感謝と喜びをもって祈り、主の御心を求めて歩むことが出来ますようにと祈り願うものです。
祈り
天の父なる神様、フィリピの教会のように福音宣教のために働き、私たちにもあなたの福音を宣べ伝える人々を起こし、その恵みに与るものとされていることを感謝いたします。
この国にはまだあなたを知らない多くの人々がおりますが、生ける真の神を知り、その恵みのうちに歩むことが出来ますようにお導きください。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。