ですから、兄弟たち、しっかり立って、わたしたちが説教や手紙で伝えた教えを固く守り続けなさい。わたしたちの主イエス・キリスト御自身、ならびに、わたしたちを愛して、永遠の慰めと確かな希望とを恵みによって与えてくださる、わたしたちの父である神が、どうか、あなたがたの心を励まし、また強め、いつも善い働きをし、善い言葉を語る者としてくださるように。2テサロニケ2:15~17
これまで述べてきたように、テサロニケの教会は、クリスチャンの模範となるような素晴らしい教会を形成していました。そのことを確認しつつ、パウロは、「兄弟たち、しっかり立って、わたしたちが説教や手紙で伝えた教えを固く守り続けなさい。」と勧めています。
キリスト者としての歩みは、もうこれでよいということはありません。この世の生涯の間は、神に従おうとする者に対して、特に悪霊は誘惑の手を伸ばしてくるでしょうし、様々な試練を経験させられることもあるのです。
今日の聖句の、「手紙で伝えた教え」とは、テサロニケ第1の手紙を指しているということが出来ます。次の祈りの言葉は、覚えてたびたび自分や他の人を覚えて祈る言葉にもなることでしょう。「わたしたちを愛して、永遠の慰めと確かな希望とを恵みによって与えてくださる、わたしたちの父である神が、どうか、あなたがたの心を励まし、また強め、いつも善い働きをし、善い言葉を語る者としてくださるように。」
祈り
天の父なる神様、闇の支配の中に置かれていた私たちを、キリストの贖いのゆえに、また聖霊の導きによって光に属する者としてくださっていることを感謝いたします。この恵みのうちにとどまり続けることが出来ますように。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。