初めに、神は天地を創造された。地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。創世記1:1~2
「創造された」と訳されているバーラーというヘブル語は、神だけに用いられる語で、たやすく創造するという意味の言葉です。何もないところからこの世界や宇宙を創造することは、神にとってはたやすいことでした。しかも、それは神にしかできない働きでした。
今私たちが住み、生かされているこの世界や宇宙は、ミクロの世界もマクロの世界も驚くべき調和と秩序の中にあることが、この世界を理解すればするほど分かるようになってきました。これが偶然にできてきたということは考えられません。
この世界が神によって創造される以前は、「地は混沌であって、闇が深淵の面にある」という状態でした。こうした状態の中では生物は生きていくことが出来ません。神は様々な命がともに共生して生きることが出来るようにこの世界を創造してくださいました。
ですから、この世界を見る時、私たちは、神の御手を感じることが出来ますし、神の愛を感じることが出来るのです。
祈り
天の父なる神様、この素晴らしい世界に私たちを生まれさせ、さらに主イエスの救いに与る者としてくださいますことを、心より感謝いたします。あなたの御手を忘れる時、混とんと闇が心を覆ってしまうことがあります。確かなあなたの御手のうちを歩み続けることが出来ますように。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。