3:6 女が見ると、その木はいかにもおいしそうで、目を引き付け、賢くなるように唆していた。女は実を取って食べ、一緒にいた男にも渡したので、彼も食べた。
悪魔に騙されて、悪魔の言葉を信用した時に、エバの心は、禁じられていた善悪の木からとって食べたい、いかにもそれが魅力的でおいしいもののように思われました。
それでエバは善悪の木からとってたべてしまいます。そればかりではなく夫もアダムにも渡したので、アダムもそれを食べてしまいます。
行ったことは、単に木から取って食べたということですが、これは神が禁じておられた行為であり、「それを食べると必ず死ぬ」という、すなわち、いのちの源である神との関係が損なわれてしまうという致命的な出来事がそこに起こってしまったのです。
その結果、罪が入ることによって、人間は苦しみ、嘆き、争い、嘘、裁き、死を免れ得ないものとなってしまったのです。
祈り
天の父なる神様、アダムとエバが罪を犯すことによって、その子孫である私たちにも罪がもたらされ、私たちは皆、罪をもってこの世に生まれてくるものとなりました。私たちは、自分の知恵や努力によってこの罪の問題を解決することが出来ません。そんな私たちのために救いの計画を立て、それをこの歴史において実現してくださるあなたの恵みを感謝いたします。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。