12:1 エジプトの国で、主はモーセとアロンに言われた。

12:2 「この月をあなたたちの正月とし、年の初めの月としなさい。

12:3 イスラエルの共同体全体に次のように告げなさい。『今月の十日、人はそれぞれ父の家ごとに、すなわち家族ごとに小羊を一匹用意しなければならない。

12:4 もし、家族が少人数で小羊一匹を食べきれない場合には、隣の家族と共に、人数に見合うものを用意し、めいめいの食べる量に見合う小羊を選ばねばならない。

12:5 その小羊は、傷のない一歳の雄でなければならない。用意するのは羊でも山羊でもよい。

12:6 それは、この月の十四日まで取り分けておき、イスラエルの共同体の会衆が皆で夕暮れにそれを屠り、

12:7 その血を取って、小羊を食べる家の入り口の二本の柱と鴨居に塗る。

12:8 そしてその夜、肉を火で焼いて食べる。また、酵母を入れないパンを苦菜を添えて食べる。

 

いよいよイスラエルの人々がエジプトを出発することになった時、神様は、傷のない子羊を用意し、それをいただくことと、子羊の血を家の入口の日本の柱と鴨居に塗ることをお命じになりました。

 

そして神は、子羊の血が塗られている家は、神の裁きが過ぎ越していくと言われたのです。

バプテスマのヨハネは、イエス・キリストを指さして、「見よ、世の罪を取り除く神の子羊」と言いました。(ヨハネ1:29,36)これは、明らかに過ぎ越しの日に犠牲としてささげられ、その血によって人々の罪が過ぎ越されたことに由来しています。

 

あの時、神の言葉を信じて子羊を捧げ、その血を柱と鴨居に塗った家は神の裁きが過ぎ越されたのです。これはやがて来るメシア・キリストの姿を指し示すものでもありました。

 

祈り

 

天の父なる神様、過ぎ越しの祭りは今もユダヤ人の間では行われていますが、「過ぎ越し」に込められた意味を覚えて、私を罪から解放してくださったことを感謝をもって深く顧みることが出来ますように。心からの悔い改めと信仰をもってあなたと共に歩み続けることが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。