13:10 安息日に、イエスはある会堂で教えておられた。

13:11 そこに、十八年間も病の霊に取りつかれている女がいた。腰が曲がったまま、どうしても伸ばすことができなかった。

13:12 イエスはその女を見て呼び寄せ、「婦人よ、病気は治った」と言って、

13:13 その上に手を置かれた。女は、たちどころに腰がまっすぐになり、神を賛美した。

 

イエス様が会堂において教えておられた時、18年間も病の霊にとりつかれている女性がいました。イエス様はその人を見て、「婦人よ、病気は治った」と言って癒されました。

 

このようにしてイエス様はあらゆる病のうちにある人を癒されたことが聖書には記されています。ここに登場したのは18年間も病の霊にとりつかれた人ですが、私たちも病と無関係の人は一人もいないと言ってもよいでしょう。

 

さらに覚えたいことは、ここでは言及されていませんが、イエス様は病の癒しとともに罪の赦しをお語りになっていることです。体の病の根本的な問題は罪に在りますから、体の病の癒しは、私たちにとって必要なことではあるけれども、根本的な解決ではないということです。

 

むしろ、(神によって)罪を赦されることこそが私たちにとって根本的に必要なことなのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、あなたは私たちの創造主であり、私たちのことを誰よりもご存知なお方です。それゆえに、罪に堕ちた私たちを救うためにイエス・キリストを遣わして下さいました。あなたによって与えられている恵みのうちを歩み続けることが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。