5:41 それで使徒たちは、イエスの名のために辱めを受けるほどの者にされたことを喜び、最高法院から出て行き、

 5:42 毎日、神殿の境内や家々で絶えず教え、メシア・イエスについて福音を告げ知らせていた。

 

一般の人たちであれば、最高法院で尋問を受けるということは、場合によっては死刑になることも考えられましたから、あのような権力者たちの意にそわないことはやめておこうということになるのではないでしょうか。

 

ところが、使徒たちは、脅されても、投獄されても、確信をもってイエス・キリストの福音を宣べ伝えていきました。今日のみ言葉でも「イエスの名のために辱めを受けるほどの者にされたことを喜び」と言われています。

 

普通では考えられないことです。傍から見ていた人たちの中には、あの人たちは頭がおかしいんじゃないかなどと考える人たちもいたのではないでしょうか。

 

しかし、使徒たちは、私たち人間が本来あるべき状態に戻った、というのが正確な表現であると思います。神様が彼らをそのようにお導きくださったのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、人はいろいろな企てを行いますが、人間が行う企ては必ずしもその計画通りに行われるわけではありません。しかし神様が立てられた御計画は必ずその通りに実現していくのです。愛と憐みに満ちたあなたの御計画が、そのみこころが行われますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。