14:13 従って、もう互いに裁き合わないようにしよう。むしろ、つまずきとなるものや、妨げとなるものを、兄弟の前に置かないように決心しなさい。

 14:14 それ自体で汚れたものは何もないと、わたしは主イエスによって知り、そして確信しています。汚れたものだと思うならば、それは、その人にだけ汚れたものです。

 

「あの人は〇〇だ」といって人を評価したり裁いたりすることが私たちにはあるものです。国の違い、民族の違い、境遇の違いなどによって人々を差別するという事も続いてきています。社会的にそのような評価がつけられていくこともあります。

 

そんな私たちに、「もう互いに裁き合わないようにしよう。むしろ、つまずきとなるものや、妨げとなるものを、兄弟の前に置かないように決心しなさい。」と言われています。「つまずきとなるものや、妨げとなるもの」とは具体的に言えば、「お酒やたばこ」をあげることも出来るでしょう。

 

お酒に酔っぱらって醜態をさらけだしたり、飲酒運転で事故を起こしたりすることもあるかもしれませんし、お酒やたばこがなければいられないような依存症になってしまうと、周囲の人や家族にも迷惑をかけることにもなるかもしれません。お酒やたばこ自体が悪いものではないとしても、それによって人を躓かせる危険性があることを踏まえておく必要があります。

 

祈り

 

天の父なる神様、兄弟を裁いてはならないと言われていますが、兄弟を裁かないためには、私たちの心それ自体があなたによって清められていく必要があります。人を分け隔てしたり差別するような思いが取り除かれて、イエス・キリストにお姿に近づくことが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。