7:14 なぜなら、信者でない夫は、信者である妻のゆえに聖なる者とされ、信者でない妻は、信者である夫のゆえに聖なる者とされているからです。そうでなければ、あなたがたの子供たちは汚れていることになりますが、実際には聖なる者です。
7:15 しかし、信者でない相手が離れていくなら、去るにまかせなさい。こうした場合に信者は、夫であろうと妻であろうと、結婚に縛られてはいません。平和な生活を送るようにと、神はあなたがたを召されたのです。
7:16 妻よ、あなたは夫を救えるかどうか、どうして分かるのか。夫よ、あなたは妻を救えるかどうか、どうして分かるのか。
パウロは、夫と妻が信者である場合、夫と別れた妻に対して、再婚せずにいるようにと命じましたが、もう一つの選択肢として、夫のもとに帰ることを命じています。11節には「夫のもとに帰りなさい」と言われていますが、原文には「夫と和解しなさい」という意味の言葉です。
「しかし、信者でない相手が離れていくなら、去るにまかせなさい。こうした場合に信者は、夫であろうと妻であろうと、結婚に縛られてはいません。平和な生活を送るようにと、神はあなたがたを召されたのです。」と述べています。
相手が神を信じる人ではない場合には、相手が離れていくなら、お互いの平和のために去るに任せなさいというのです。この背景には、相手がみだらな行いをして不倫をしているという事があります。
相手がすでに分かれて別の人と同棲しているような場合、平和な生活をするために結婚に縛られる必要はないというのです。
祈り
天の父なる神様、結婚が神聖なものであることを教えられていますが、私たち自身の生活において幸いな結婚生活を送ることが出来ますようにお守りお導きください。
イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。