10:11 これらのことは前例として彼らに起こったのです。それが書き伝えられているのは、時の終わりに直面しているわたしたちに警告するためなのです。

 10:12 だから、立っていると思う者は、倒れないように気をつけるがよい。

 

へブル人への手紙には、「人間にはただ一度死ぬことと、その後に裁きを受けることが定まっている」と言われているように、人はだれでも、例外なく、この世の死を迎えた後で、神の裁きの座の前に立つ時があるのです。

 

神の前には、私たちが心の中で思ったこともしてきたこともすべて明らかです。「それが書き伝えられているのは、時の終わりに直面しているわたしたちに警告するためなのです。」と言われていますが、私たちはいつも神の前に生きる存在であることを忘れてはなりません。

 

自分は神なしに生きることが出来る、というような思いではなく、実際には神によって生かされているのですから、感謝をもって、主が私たちに仕えてくださったように神と人とに仕えるような生き方が出来ればと思います。

 

祈り

 

天の父なる神様、あなたによって生かされていることを覚えつつ、感謝と希望をもって、あなたの御心を求めて歩み続けることが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。