6:1 わたしたちはまた、神の協力者としてあなたがたに勧めます。神からいただいた恵みを無駄にしてはいけません。
6:2 なぜなら、/「恵みの時に、わたしはあなたの願いを聞き入れた。救いの日に、わたしはあなたを助けた」と神は言っておられるからです。今や、恵みの時、今こそ、救いの日。
パウロは自分たちのことを「神の協力者」と表現しています。これは神と共に働く者といってもよいでしょう。神様の救いの御計画を実現していくための協力者ということです。
2節には「今や、恵みの時、今こそ、救いの日」と言われています。神の救いの御計画がイエス・キリストの到来によって実現され、聖霊が人々の上に注がれて、世界中の多くの人々が神の救いの恵みにあずかることが出来るようになったからです。
5章21節には「罪と何のかかわりもない方を、神はわたしたちのために罪となさいました。わたしたちはその方によって神の義を得ることができたのです。」と言われていました。「得ることが出来た」と過去形で言われているように、これは将来得ることが出来るようになるというのではなく、私たちが今この地上においてイエス・キリストを信じて受け入れることが出来るようになった今すでに神の義を得ているのです。
祈り
天の父なる神様、御子イエス・キリストの尊い血潮を流して与えて下さった救いの恵みを感謝いたします。あなたと共に、あなたの協力者としてその恵みのうちを歩み続けることが出来ますように。
イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。