1:24 そこで神は、彼らが心の欲望によって不潔なことをするにまかせられ、そのため、彼らは互いにその体を辱めました。

 1:25 神の真理を偽りに替え、造り主の代わりに造られた物を拝んでこれに仕えたのです。造り主こそ、永遠にほめたたえられるべき方です、アーメン。

 

22~23節に言われていたように、「自分では知恵があると吹聴しながら愚かになり、滅びることのない神の栄光を、滅び去る人間や鳥や獣や這うものなどに似せた像と取り替えた」と言う人間の有様をご覧になった神様は、「彼らが心の欲望によって不潔なことをするにまかせられ」たといわれています。

 

神の御心を踏みにじり、偶像に身をゆだねてしまう人間に対して、神は、そのなすがままに任せられたと言われています。同じように、神により頼もうとせず、エジプトの軍隊などにより頼もうとした南ユダ王国に対して、神はこのように言われました。

 

「しかし、主は知恵に富む方。災いをもたらし/御言葉を無に帰されることはない。」知恵に富んでおられる神は、彼らが自らの罪を悔い改めて神に立ち帰ることを願っておられます。「御言葉を無に帰されることはない。」と言うのは、神が約束してくださった救いのみ言葉は必ず実現されるということです。

 

祈り

 

天の父なる神様、罪に堕ちた人間を救うために、多くの預言者たちを立ててくださり、み言葉を与え、聖霊を注いでお導きくださることを感謝いたします。今日のみ言葉にも「なすがままにされた」とありますが、なすがままにされた人間は自らの罪に気が付くこともなく、悔い改めることもありませんが、私たちの心に働いてそのような思いを与え、あなたを求める思いを与えてくださる恵みを感謝いたします。主にあって歩み続けることが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。