2:13 占星術の学者たちが帰って行くと、主の天使が夢でヨセフに現れて言った。「起きて、子供とその母親を連れて、エジプトに逃げ、わたしが告げるまで、そこにとどまっていなさい。ヘロデが、この子を探し出して殺そうとしている。」

 

ヘロデ大王は、占星術の学者たちに、「行って、その子のことを詳しく調べ、見つかったら知らせてくれ。わたしも行って拝もう」と言っておりましたが、それは嘘であり、ヘロデはこの子を探して殺そうとしていることを神様はしっておられました。

 

そのことをヨセフに伝えて、一刻も早く「子供とその母親を連れて、エジプトに逃げ、わたしが告げるまで、そこにとどまっていなさい。ヘロデが、この子を探し出して殺そうとしている。」と伝えたのです。

 

彼らは、ベツレヘムでは宿屋に泊まることが出来ませんでしたが、今度はまだ生まれたばかりの幼子を連れてエジプトまで逃げていかなければならないということで、彼らはキリストのゆえに受ける苦難を耐え忍びつつ、主のみ言葉に聞き従っていったことが分かります。

 

彼らはこのようにして守られ、支えられていきました。闇の世にあっても、主がともにおられる人生がここにあるのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、ヨセフとマリアは、あなたのみ言葉を聴いて、人間的には考えられないようなこと、理不尽と思えるような出来事に遭遇しても、あなたのみ言葉に忠実に聴き従っていきました。私たちもそのように歩み続けることが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。