13:7 アブラムの家畜を飼う者たちと、ロトの家畜を飼う者たちとの間に争いが起きた。そのころ、その地方にはカナン人もペリジ人も住んでいた。

13:8 アブラムはロトに言った。「わたしたちは親類どうしだ。わたしとあなたの間ではもちろん、お互いの羊飼いの間でも争うのはやめよう。

13:9 あなたの前には幾らでも土地があるのだから、ここで別れようではないか。あなたが左に行くなら、わたしは右に行こう。あなたが右に行くなら、わたしは左に行こう。」

 

アブラムもロトも飢饉のためにエジプトに行きましたが、彼らはエジプトに行って生活の糧を得るというばかりでなく、多くの家畜を飼い、たくさんの財産を得るようになっていました。

 

アブラムもロトもお互いにたくさんの羊を飼っていましたが、ネゲブ地方に行ったとき、「アブラムの家畜を飼う者たちと、ロトの家畜を飼う者たちとの間に争いが起き」ました。6節には、「その土地は、彼らが一緒に住むには十分ではなかった。彼らの財産が多すぎたから、一緒に住むことができなかったのである。」と言われています。ものが豊かになった時争いが起こったのです。

 

そこで、アブラムは、「。「わたしたちは親類どうしだ。わたしとあなたの間ではもちろん、お互いの羊飼いの間でも争うのはやめよう。あなたの前には幾らでも土地があるのだから、ここで別れようではないか。」とお互いに分かれて住むことを提案するのです。

 

ロトは、ヨルダンの潤った低地を選んでそこに住みました。その地域はソドムとゴモラの地域であり、多くの人々が住んでいたと思われます、

 

祈り

 

天の父なる神様、アブラハムの生涯には常に祭壇が築かれていったように、私たちもみ言葉を聞き祈る生活を習慣として主と共に歩み続けることが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。