1:32 その子は偉大な人になり、いと高き方の子と言われる。神である主は、彼に父ダビデの王座をくださる。
1:33 彼は永遠にヤコブの家を治め、その支配は終わることがない。」
1:34 マリアは天使に言った。「どうして、そのようなことがありえましょうか。わたしは男の人を知りませんのに。」
1:35 天使は答えた。「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。だから、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれる。
天使がマリアに現れて、「処女であるマリアに子供が生まれること、その子供は偉大な人になり、いと高き方の子と言われる。神である主は、彼に父ダビデの王座をくださる。」ことを伝えました。
つまり天使は、旧約聖書以来約束され、預言されていたメシア(救い主)がマリアによって生まれると告知したのです。
メシアは、血統からしてもアブラハムの子孫として生まれ、ダビデの王座を受けると言われています。神様は、イザヤ書9章6節で次のように言われました。
ダビデの王座とその王国に権威は増し 平和は絶えることがない。 王国は正義と恵みの業によって 今もそしてとこしえに、立てられ支えられる。 万軍の主の熱意がこれを成し遂げる。
祈り
天の父なる神様、決して揺らぐことのない、消えることのない神の国の王として主イエスは来てくださり、イエス様の到来と共に神の国をすでにもたらしてくださっています。「万軍の主の熱意がこれを成し遂げる。」あなたの独り子を与えてまでも私たちを救いに導いてくださること、あなたの熱意を感謝いたします。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。