19:33 ろばの子をほどいていると、その持ち主たちが、「なぜ、子ろばをほどくのか」と言った。
19:34 二人は、「主がお入り用なのです」と言った。
19:35 そして、子ろばをイエスのところに引いて来て、その上に自分の服をかけ、イエスをお乗せした。
弟子たちは村に入って、ロバの子をほどいて連れて行こうとしました。それを見たロバの持ち主は、「「なぜ、子ろばをほどくのか」」と尋ねました。当然の質問ですね。
これに対して、弟子たちは、「主がお入り用なのです」と答えました。ロバの持ち主は、このろばを何のために用いるのか、など疑問に思うこともあったのではないかと思われますが、主が用いてくださるという弟子たちの言葉をそのまま信じてそのままにさせたのだと思われます。
その背景には、神様が聖霊によってロバの持ち主の心を動かして、ロバを用いることが出来るようにしてくださったに違いありません。この社会においては、小さなろばはそれほど価値があるようには思われませんが、そのような小さなものを用いてくださる神様のお恵みを教えられます。
祈り
天の父なる神様、小さなものを用いてくださるあなたのお恵みを感謝いたします。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。