14:24 それから、二人はピシディア州を通り、パンフィリア州に至り、

 14:25 ペルゲで御言葉を語った後、アタリアに下り、

 14:26 そこからアンティオキアへ向かって船出した。そこは、二人が今成し遂げた働きのために神の恵みにゆだねられて送り出された所である。

 14:27 到着するとすぐ教会の人々を集めて、神が自分たちと共にいて行われたすべてのことと、異邦人に信仰の門を開いてくださったことを報告した。

 14:28 そして、しばらくの間、弟子たちと共に過ごした。

 

パウロとバルナバが、伝道旅行に出かけて、アンティオキアに到着するまでのことが記されています。地図を見ると、かなりの長い距離を徒歩と船によってめぐってきたことが分かります。

 

彼らが福音を宣べ伝えたために多くの人々がイエス・キリストを信じるようになり、それによって教会もクリスチャンの数もどんどん広がっていきました。しかし、これまで見てきたように、この旅は簡単な旅ではありませんでした。

 

行く先々でユダヤ人たちによる迫害に遭遇し、命の危険にあったことも幾度もあったようです。ユダヤ人たちによって石を投げられて、町の外に引きずり出されて、もうパウロは死んだに違いないと思われるようなときもありました。

 

ところが、不思議にも守られて、彼らはアンティオキアに帰ることが出来たのです。報告を聞いたアンティオキアの教会の人々は、神様の働きを覚えて感謝をささげたに違いありません。

 

祈り

 

天の父なる神様、み言葉にて預言され、約束されてきたことがその通りに実現されていることに、あなたの真実を覚えます。変わることのないあなたの約束を信じて、主にあって歩み続けることが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。