25:13 数日たって、アグリッパ王とベルニケが、フェストゥスに敬意を表するためにカイサリアに来た。

 25:14 彼らが幾日もそこに滞在していたので、フェストゥスはパウロの件を王に持ち出して言った。「ここに、フェリクスが囚人として残していった男がいます。

 25:15 わたしがエルサレムに行ったときに、祭司長たちやユダヤ人の長老たちがこの男を訴え出て、有罪の判決を下すように要求したのです。

 25:16 わたしは彼らに答えました。『被告が告発されたことについて、原告の面前で弁明する機会も与えられず、引き渡されるのはローマ人の慣習ではない』と。

 25:17 それで、彼らが連れ立って当地へ来ましたから、わたしはすぐにその翌日、裁判の席に着き、その男を出廷させるように命令しました。

 

ここでアグリッパ王と言われているのはアグリッパ2世のことで、ヘロデ大王の曾孫に当たります。第1ユダヤ戦争の際、ローマ軍と同盟してヘロデ大王が造営したエルサレム神殿を破壊したことが知られています。

 

日本のことわざにも「長い物には巻かれろ」というものがありますが、この当時の権力者たちも自分の権力を保持するために、強いものに媚をうって従っていくようなありさまでした。

 

こうした有様は昔も今も変わらないように思われます。一部の人たちが権力を用いて、民衆を従わせようとし、マスメディアや大学教授などの人たちも、官僚もそれになびいていくようなあり方は世の終わりまで続くと思われます。

 

しかし、やみの中に光が輝いているという神の摂理の御業に私たちの希望があります。この時もパウロを用いて行われる主の御業を覚えます。

 

祈り

 

天の父なる神様、あなたの御名があがめられますように、あなたの御心が天で行われるように地でも行われますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。