14:7 笛であれ竪琴であれ、命のない楽器も、もしその音に変化がなければ、何を吹き、何を弾いているのか、どうして分かるでしょう。

 14:8 ラッパがはっきりした音を出さなければ、だれが戦いの準備をしますか。

 14:9 同じように、あなたがたも異言で語って、明確な言葉を口にしなければ、何を話しているか、どうして分かってもらえましょう。空に向かって語ることになるからです。

 

パウロは、異言よりも預言することを求めなさいと語りましたが、今日のみ言葉においては、異言を語ることについて、楽器のたとえをもって説明しています。笛であれ、竪琴であれ、人がそれを吹くことがなければ音は出ません。人が吹くことのない楽器を命のない楽器と表現しています。

 

ラッパは、戦いの合図として用いられましたが、ラッパの吹き方や音色によってどうしたらよいのか人々に伝えるものです。それが正確な音色を出さなければ人々は混乱してしまいます。

 

そのように意味の分からない異言を語っても相手の人に神の御心を伝えたり、人々に感化を与えることは出来ません。コミュニケーションもとれるわけではないのです。ですから、相手にわかる言葉を伝えるように促しているのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、相手に分かるように御心を伝えることが出来ますように。これを購読してくださっている方々の上に神様からのお守りとお支えが豊かにありますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。