14:27 異言を語る者がいれば、二人かせいぜい三人が順番に語り、一人に解釈させなさい。

 14:28 解釈する者がいなければ、教会では黙っていて、自分自身と神に対して語りなさい。

 

コリントの教会では、多くの人々が一斉に異言を語っていたようです。想像してみると、外部の人がやってきたときには異様な光景に見えたのではないかと思われます。

 

これに対してパウロは、「異言を語る者がいれば、二人かせいぜい三人が順番に語り、一人に解釈させなさい。」と助言しています。一斉に多くの人が異言を語るのではなく、二人か三人ぐらいの人が語って、一人はこれについて解釈するようにしなさいというのです。

 

また、解釈する者がいなければ、「教会では黙っていて、自分自身と神に対して語りなさい。」と言うのです。これまで見てきたように異言はそれを解き明かす人がいなければ相手に理解されないのですから、解釈する人がいなければ教会では黙っているのがよいと言うのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、あなたの福音を多くの人々に宣べ伝え、人々に開かれた教会となるために、分かる言葉で語ることは不可欠のことです。理解できる言葉であなたの福音をお伝えすることが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。