すなわち、異邦人が福音によってキリスト・イエスにおいて、約束されたものをわたしたちと一緒に受け継ぐ者、同じ体に属する者、同じ約束にあずかる者となるということです。エフェソ3:6
ユダヤ人たちが、それ以外の人たちを異邦人と呼んできたのは、神の救いの恵みは血のつながったアブラハムの子孫である自分たち、ユダヤ人だけに与えられると信じてきたからです。彼らは、ユダヤ人だけが神の救いに与ることができると信じていましたから、系図を非常に重要なものと考えてきました。
しかし、神の約束は、アブラハムの子孫から出る者がメシア、救い主としてお出でになるということでした。その通りにメシア・キリストはアブラハムの子孫からお生まれになりましたが、この救い主はユダヤ人のみならず、あらゆる国民のための救い主として来てくださったのです。
「異邦人が福音によってキリスト・イエスにおいて、約束されたものをわたしたち(ユダヤ人たち)と一緒に受け継ぐ者、同じ体に属する者、同じ約束にあずかる者となる」、というのか神の御心であり、神の救いの恵みは私たちにも与えられているのです。
祈り
天の父なる神様、神の救いの恵みはイエス・キリストによってあらゆる人々に向かって開かれていますが、現在世界中でイエス・キリストを救い主と信じているクリスチャンの割合は、ユダヤ人と日本人はおよそ1%であり、世界で最もクリスチャンの割合が少ない部類に入ります。さらに多くの日本人が真の救い主を信じてこの恵みに与ることができますように。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。