13:6 わたしたちが失格者でないことを、あなたがたが知るようにと願っています。
13:7 わたしたちは、あなたがたがどんな悪も行わないようにと、神に祈っています。それはわたしたちが、適格者と見なされたいからではなく、たとえ失格者と見えようとも、あなたがたが善を行うためなのです。
パウロは、「わたしたちが失格者でないことを、あなたがたが知るようにと願っています。」と述べています。「失格者」とは5節によればキリストがともにおられない者ということです。私たちは皆、罪のために神のもとから離れようとしたり、自分が神のようになろうとしてしまう傾向があるのですが、キリストに導かれ、罪を自覚し、悔い改めてイエス・キリストを私の救い主として生きることが出来るようになるのです。
「善を行う者」は、砕かれた思いをもって神のもとに立ち返り、キリストにつながれて、神の御心を行なおうとする者です。「善」は神から生まれるものだからです。その人が神を信じているか否かに関わらず、この世界のあらゆる善は神によって生まれてくるものだからです。
祈り
天の父なる神様、イエス・キリストにつながれている者は失格者になることはありません。この世の生涯を主にあって歩み続けることが出来ますように。
イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。